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出前講師日記「横浜市立大鳥小学校」(中区)

横浜市立大鳥小学校生徒

「日頃からリサイクル(分別)をすることで、実際に自然がどのくらい守られていくかなど、リサイクルの大切さを生活の中で実感できるようなお話をして欲しい。」との要望で今日の出前講師は始まりました。
今日は発泡スチロールを溶かして固めたインゴットを子ども達に見せると「なにこれ?」と大盛況!
講義終了後もインゴットを持ったり叩いたり、挙句の果ては、学校にプレゼントしてしまいました。
「みんなの洋服、トレー、ペットボトルはみんなプラスチックで出来ている。プラスチックの原料は?」の問いに、

子ども達:
「石油!!」
講師:
「じゃあ、石油があとどれくらいあるかという話を聞いた事ある?」
子ども達:
「40年!!」
講師:
「あと40年経つと、みんなは52歳だね。まだまだ元気だよね。でも石油がなくなったらどうするの?石油が無ければプラスチックが作れない。そしたらペットボトルもトレーも洋服はどうやってつくるの?プラスチックの無い生活を考えてみて・・」
子ども達:
「・・・・・・」(絶句!)
講師:
「限り有る資源を有限資源と言うんだ。無くなってしまえば終わりだね。石油に代わるものを、みんなが大人になったら創り出さないとならないね。」

一斉に105人の視線が講師に集中していました。恐らくプラスチックの無い生活を考えてみての一言が、なんとなくでも「あっ!」と感じたのかもしれません。


日時平成16年10月7日(木) 13:40~
場所横浜市立大鳥小学校 視聴覚室
テーマ「リサイクルの社会的な役割と工程について」
参加人数5年生 105名
出前講師横浜市資源リサイクル事業協同組合 広報企画委員 武松昭男