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横浜の気温が100年間で2.6度も上がりました (165号 2008年6月)

ミスターリサイクル
 そういえば今年、花粉症が始まるのが早かった。去年の夏はメチャメチャ暑かったし、昔に比べて雪も降らないよなぁ~。
 "横浜市の地球温暖化対策について"というセミナーで講師がこんなことを言っていた。「日本国内の中小都市の年間平均気温は、約100年前の1930年に比べて約1度上昇しました。ところが、横浜市だけで見てみると、平均気温は100年間で2・6度も上がっています」
 グラフを見ると私の生まれた40年前と比べても1度上がっている。世界の平均気温が1度上がるとサンゴ礁の80%が白化するそうだが、実際あまり実感がない。
 続いて講師はこんな話をした。
 「皆さんはこの冬に霜柱を見ましたか?こどもの頃に見たような立派な霜柱を最近は見かけませんよね。霜柱は、土の中の水分が凍ってできます。土の中の水分が、0度以下の地表に達したとき水分が凍ります。最低気温が0?未満の日を冬日と言いますが、横浜では50年前に比べて年間の冬日が約35日も減りました」
 なるほど、そう言われてみると確かに昔と変わってきている。霜柱だけじゃなくて水たまりに氷も張らない。
 地球温暖化が進んでも地球自体が無くなってしまうなんて話ではない。気温が上がればその地域の気候が変わり、今までとれていた作物がとれなくなって、今までいなかった病気のウイルスがやってくるだけだ。それでも私は横浜に住んでいたい。これ以上横浜の気候が変わらぬようにするには何をすればよいのだろう。
ミスターリサイクル