3月15日(土)10:30よりリサイクルポート山ノ内にて「環境絵日記の取組み」と
「単身世帯のごみの分別の不徹底」についてのワークショップを開催しました。
ワークショップには、過去の歴代賞受賞者5名と全国環境絵日記実行委員会と環境絵日記
地域事務局の方々、リサイクル組合の合計20名の参加がありました。
まず、参加者には【特別施設見学会】「古紙・古布の海外輸出施設の見学会」を体験して
いただきました。施設内で見るもの全てが新鮮で驚いている様でした。
次に【第1部】「環境絵日記 ビフォーアフター」と題し、歴代賞受賞者に環境絵日記を
作成したことで何か変わったこと、現在の様子などをヒアリングし、
・環境絵日記を描くときは親子で話し合って描いていた。
・受賞後は、学校全体で環境意識が広まった。
・受賞時はとても嬉しかったこと、学校では「環境大臣」というニックネームだった。
・環境絵日記に応募するようになって、毎年夏休みになると描くネタを探すようになり、色々なことに気付くようになった。
など、環境絵日記が家族で環境のことを話すきっかけになり、子どもの気づきを学校や地域でシェアすることにつながっていることを実感すると同時に、長く続けてこそ意味のある活動であることも改めて感じました。
続いて、【第2部】「ごみの分別 YES!orNO!」と題し、横浜市内で問題となっている
「単身世帯のごみの分別の不徹底」を改善するために、小学校時代に環境絵日記を描いていただいた受賞者と一緒に、横浜市の抱えている課題について話し合い、これからの環境施策等に役立てることを目的としてワークショップを実施しました。
まずは、「なぜ分別をしなければならないの?」という課題について意見を出してもらい、
・分別しなくても、どこかの誰か(おせっかい好きな人)が分別してくれるだろう・・
なので分別しなくても気にならないのでは?
・単身世帯になる前、ましてや子供のころよりキチンと分別に対する意識を持たなくては いけないのではないか?
・ごみ出しの情報(掲示・回覧版など)を今より増やした方がいいのでは?
・環境絵日記を横浜の街中に掲示すべきでは?
などの率直なご意見をいただくことができました。
最後に総括として中野相談役から
「今回は環境絵日記の歴代受賞者の方たちに逢えたことに御礼いたします。コミュニティの
崩壊防止のためにこの業界に組合を作り、活動の一環として自分が理事長時代に始めた環境絵日記で共生できていることが非常に嬉しく思う。」との一言をいただき、有意義だったワークショップを終了しました。
このワークショップを機会に今後も活動が広げるよう、引き続き「環境絵日記」活動へのご協力をよろしくお願いいたします。