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リサイクルデザインの活動が「グリーン購入大賞」を受賞しました。 (182号 2009年11月)

ミスターリサイクル
 「グリーン購入大賞と言われても正直、ピンとこない」という方もいらつしやると思うので、グリーン購入について少しお話ししたいと思う。

 グリーン購入とは簡単に言えば環境への影響が少ないものを選んで買うこと。そのためには買う前にそれが本当に必要かどうかを考えることが大切だということらしい。
 とは言っても、環境への影響が少ないものを選んで買うのは、なかなか難しい。商品にそんな目印が付いているわけではないし、特別な知識がなければ影響の大きさを見極めることもできそうもない。しかし、「買う前にそれが本当に必要かどうかを考える」ことは、特別な知識が無くても、すぐにできるのではないだろうか。
 
 リサイクルデザインでは3Rの仕組みの解説をする「月刊リサイクルデザイン(読む)」の発行、夏休みに小学生から募集する「環境絵日記(描く)」、市民向け3R普及講座の「出前講師(体験する)」の3つの視点で、リデュース(発生抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再資源化)の3R普及活動を行っている。一番説明が難しいのが「リデュース」だ。発生を抑制することをイメージしやすい具体的な物が少ないし、レジ袋の削減ばかりが目立っても発生抑制は進まない。
 
 そこでこんな話をしている。「夕飯の買い物に行く前に牛乳1杯もしくはバナナー本食べてから行ってください。お腹が空いているとどうしても余計なものまで買ってしまいます。買う前に本当に必要かどうかを考える。これがリデュースです。そしてこういう買い物をする事をグリーン購入と言います」
 
 私はグリーン購入とリデュースはとても近い言葉だと思っている。グリーン購入をすれば結果としてリデュースが進む。飽くなき欲求を追い求めなければ、グリーン購入もそんなに難しいものではない。最近は「もったいない」という言葉が見直されているが、もうひとつ「足るを知る」を思い出してはいかがだろうか。
 
 グリーン購入大賞受賞報告のページ
 
 「グリーン購入大賞」(主催:グリーン購入ネットワーク、後援:環境省、経済産業省、WWFジャパン、日本経済団体連合会、日刊工業新聞社、毎日新聞社、読売新聞社)は、環境に配慮した製品やサービスを優先的に購入する「グリーン購入」に関連して、特に優れた取り組みを行う団体や企業を顕彰し、一層の取り組みを奨励するとともに、活動事例の紹介を通じて「グリーン購入」を普及することを目的として1998年に設けられた表彰制度。
 
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